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栗の渋皮煮/六年目の秋

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栗のシーズンです

今年も栗の渋皮煮作りました

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今年はね、自分で拾った栗じゃないの

北海道の栗じゃないから

おっきくてね、同じ1㎏でも鬼皮を剥く回数が減るわけでしょ(笑)

楽なこと~♪

しかも2㎏しか注文しなかったからあっという間に出来上がった気分

栗の渋皮煮を初めて作ったのは6年前だったのだけれど

その時に出会ったレシピをずっとずっと、作り続けています

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6年間栗の渋皮煮を作ってきて気づいた事を今日は書きたいと思います

栗の渋皮煮はいろんな作り方があるので

どうか色々な作り方の工程の1つとして見ていただけたらと思います

レシピは無限にありますからね

自分がおいしいと思ったレシピが一番正解かと思います

なのでどうかご理解を(*^^*)



まず初めに今まで作ってきて一番大事なことは

「栗は鮮度が一番」ということです

当たり前のことですがこれってなかなか難しい事なんですよね

私は毎年自分で拾いに行きますが

今落ちた栗

1週間前に落ちた栗

見分けられます?

更に言ってしまえば売っている栗はいつ拾ったものか?

正直ぱっと見わからないんですよね



私の場合は先ず栗を水につけたときに「浮くもの」

これ

先ずは、はぶきます

次に沈んでいる栗を上から一つ一つ手にとって押してみる

すると古い栗は実と皮の間に隙間がありカパカパします

これも省きます

残った栗は実が詰まっていて良い栗だとわかるはずです

この残った栗で渋皮煮を作っていく訳です

私が愛してやまない「無水で作る栗の渋皮煮」はクックパッドで見つけた人気のレシピです

私が知る限りこの方が発案者と思われます

この無水の作り方は、「栗の鮮度が一番の成功の秘訣」だと思うので

この栗の選別はとても大切なのです




そこで問題なのが「先にはぶいた栗はどうするか」です

こちらは是非普通に栗ご飯にしたり茹でて食べたりとして頂いて大丈夫です(*^^*)

あくまでも「無水の栗の渋皮煮」には向いていないだけで美味しく頂けます

私は今年は栗の餡子にしてみましたよ♪





話を戻して

私が6年前に初めて栗の渋皮煮を作った時に母に教わった鬼皮の簡単な剥き方

それと、渋の簡単な取り方をご紹介です

クックパッドの私のレシピを先ずはご覧ください

栗の渋皮煮♡簡単鬼皮のむき方

https://cookpad.com/recipe/1988542


こちらも今までこの方法で皮を剥いてきて

やはり栗の鮮度が一番重要で

鮮度の良い栗を使うとこの方法でいつもより楽に鬼皮を剥くことが出来ると思います

良い栗は鬼皮を剥き、渋を取り除くと本当につるつると奇麗なんです

こういう栗はこの後、無水で栗を煮ても固くなったりせずに

ねっとりと美味しい極上の栗の渋皮煮が出来ます

それは本当に年に一度、この季節だけ楽しめる

嬉しい秋のごちそうじゃないでしょうか

私は本当に毎年これが楽しみなんですよ(#^^#)






そんな極上の栗の渋皮煮を使ってパウンドケーキを焼きました

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【材料】
バター(食塩不使用)…100g.
※製菓用マーガリンでもOK.
グラニュー糖…100g.
卵…100g.
栗の渋皮煮…100g.
薄力粉…100g.
ベーキングパウダー…小さじ1/2.
ラム酒…適量(無くてもOK)
.
【準備】
◯バター・卵・粉類等材料はすべて室温に戻すこと.
※分離をなるべく防ぐため.
◯薄力粉はベーキングパウダーとあわせてふるっておく.
◯卵はほぐしておく
◯栗の渋皮煮は半分~1/4に切る
※お好みでOK.
あまり大きいと入っていない部分が出来てしまうので適度な大きさに.
.
【作り方】
①ボールに室温に戻したバターを入れハンドミキサーで撹拌する.
グラニュー糖を3回に分けてバターに混ぜて行く.
白っぽくふんわりとなるまで撹拌する.
②卵を1/3入れよく混ぜる.
※この時、よく混ざると生地が艶々としてくる(乳化の見極め)
2回目も同様.
※ここまでは分離しにくい
③残り1/3は少しずつ卵を入れよく混ぜ乳化させる.
※だいたい3回~5回に分ける
※分離しないコツ
※もし最後分離してもあまり気にしない(笑)
④栗の渋皮煮を入れてスパチュラでよく混ぜる.
※ここで栗を混ぜます.
ドライフルーツやナッツ等も同様.
※粉はふりません.
⚠️今日は1/2カットなのでくりが沈んでいますが、栗を細かくカットした場合、このタイミングで混ぜると沈まずにうまく焼けると思います.
よかったら試してみて下さいね.
⑤振るった粉を入れてスパチュラで混ぜます.
この時に混ぜているとだんだん生地に艶が出てきます.
艶が出てきたら粉が混ざった目安です.
⑥パウンド1斤型にケーキ型の敷き紙を敷くまたはバターを薄く塗り薄力粉を薄くつける.
型に平らに入れる.
⑦170度~180度のオーブンで40~50分焼く.
※オーブンに入れて10分たったらいったん取り出しナイフでたてに切り込みを入れる.
(切り込みがなくても自然に割れます)
※家庭のオーブンによって温度や焼き時間は異なります.
竹串で生地を刺して何もついて来なければ焼き上がりです.
⑧焼きあがったら型からだす.
※火傷に注意.
※熱いうちに刷毛でラム酒をぬります.
※ラム酒はぬらなくてもOK.
あら熱が取れたらラップで包み寝かせます.
.
最低1日はおきます.
3日目位が美味しいと私は思う😋.
.
.
.
パウンドケーキは、バター、砂糖、卵、薄力粉が同量が基本のシンプルな焼き菓子です.
私が大昔に習ったパウンドケーキもこの分量の割合でした.
今習っているパン教室もこの分量の割合です.
この基本からココアと薄力粉を置き換えてチョコレート味のパウンドにしてみたり、
抹茶味にしてみたり、アーモンドパウダーで風味を変えたりと自分でアレンジしてみても良いと思います.


今年の栗の渋皮煮はあとわずかしか無くなってしまいました

これは冬のシュトーレンをの中に入れるために

クリスマスシーズンまで冷凍庫でお休みしていてもらいます

これもまた楽しみの一つだったりしてヾ(o´∀`o)ノ






栗の渋皮煮は1年にしてならず(笑)

でも、これから渋皮煮を作る方の少しでもお役に立てたらと思い書きました

どうぞ、どなたかのお役に立てますように(´ω`人)





本日もご訪問ありがとうございました (o‘∀‘o)*:◦





















































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